自分の呼吸の音が酷く不快だった。 貴方に届かない場所でずっと歌っているあの日の私みたいだった。 叱責の声ももう聞こえなくて、ほらねって微笑む風のさざめきが愛おしかった。 どこに行ったのだろう。 皆目見当の付かない問だ。 貴方へ捧げた昨夜の言葉と…
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